KIOTOPARISの日記

Wineと日本酒、その他楽しいこと

フランス ワイン旅行 DAY 23 - CORAVINを見る

CORAVINを見つけました!

 

Beauneのワイン売り場でコラヴァンCORAVINを見つけたので、きっとパリにもあると思い、 

パリ地下鉄のメトロM1のHôtel de Villeホテル・ド・ヴィルで降りて、目の前にあるデパートのVHBを目指しました。

このデパート衣服、書物をはじめ、DIYのようなものまでいろいろ売っていて、そして最上階にはトイレもあるし、大変便利なのです。(ついでに言うと、パリでは日本の駅やお店の中にあるような、自由に使えるトイレが極めて少ないので、どこにトイレがあるか事前に調べておく必要があります。)

ここのワイン用具売り場(確か4階)にはあのCORAVINがあると思って立ち寄ってみました。

 

ありました!

価格はボーヌで見たのと同じ199ユーロ。Model Two Elite(上級用?)は349ユーロ。ボンベは2本で17.95ユーロ

日本では充填に使うアルゴンガスは「食品に使えない」(許可がない)という理由で、窒素ガス充填になっているとのことです。(注:厚生労働省の食品衛生審査会が「アルゴン」を食品添加物への指定を認める報告書をまとめたという話があります(2018年夏)。近い将来は日本でもOKになると期待しています。)

 

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しかし空気より窒素の方が分子量は軽いですよね(確か空気の平均分子量は29で窒素は24)。窒素ガスだとボトルの上の方にいってしまい、ワインの液面には酸素が残るのでは?そうなら意味がないのでは?

 

米国は勿論、アルゴンガスとのことですが、フランスのものはどんな成分なのか? 

よく見ると、アルゴンの表示が!

 

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CORAVINにもいろいろ備品があって、ワインを通す注射針のようなものが少し太いのや(こちらはvintage wine用とか)、デキャンタのような効果をもたらすのか、シャワーのように注がれる注ぎ口など。凝り始めたらいろいろと揃えそう。

 

買うか、買わないか。To buy or not to buy, that is the question... むむむ.....と考えましたが、高いワイン(私のセラーにあるのは今のところ、高いワインでもせいぜい5万円程度)でも2日間で飲むし、友達とならすぐボトルは空けちゃうし、CORAVINは不要ではないか、との現時点での結論に達しました。使っている方のご意見も聞きたいし。

 

この資金はワイン代に回すことにします!