フランス ワイン旅行 DAY 19 - Louis Jadot訪問
♡♡♡ Louis Jadot訪問!
今日はLouis Jadot訪問です。3月にOffice de Tourisme BeauneにメールでLouis Jadotワイナリー訪問希望のメールを出したら(ホントに直ぐに)返事が来て、5月29日午後3時からのアポが取れました。wineryとcellartの見学、tastingがついて1人20ユーロ。
最初は駅近くのAppartementからLouis Jadotまで歩いて行こうと思っていましたが、Office de Tourismeで聞いたら5 kmはあるとのことで、タクシーを勧められました。流しのタクシーはないので予約は必須。タクシー(殆どが個人タクシー)の番号リストをもらったのですが、英語では受け付けられず最初のタクシーは断られ。Appartementの管理人さん(オーナー?)にタクシー会社の予約を取っていただき、OK。
Beaune駅に2時半のタクシー予約でしたが、10分前にはタクシーが到着。10分もかからずLouis Jadotに到着。メータータクシーで料金は7.60ユーロ。運転手さんは英語を話しました。
3時まで時間があったので、売店を見て回りました。やはり日本での価格よりは安いようです。3時になると人が集まり、結局14名ほどの団体。台湾からの若い方が6名ほど。このうち3人の女性は結構ワイン通のようで、いろいろ質問をしていました。
最初に大きな醗酵室に通されました。葡萄畑毎にそれぞれのタンクで発酵しているとか。ステンレスタンクと樽発酵。熟成は新樽比率1/3で、樽は1か所から購入し、こちらのリクエストに従って作ってもらっているとか。焼き方はMedium roastで4年ほど使うとか。
年に100万本くらいの製造だそうですが、10ユーロ台の廉価ワインでもLouis Jadotのポリシーにきっちり合致させ、品質にはかなりの拘りがありそう。2012年に醸造責任者が40年務めたジャックラディエールさんからフレデリックさんに交代しましたが、交代で何か変わったか?と聞いたら、団体の他の方たちがいるにも関わらず熱が入った丁寧な説明でした。ポイントはこれまでの伝統や品質を維持しながら、コルクの管理とかの細かなところに入っているとのこと。
tastingは白4種。3本が2014年で、1本が同じワインの2015年。違いがはっきりしていて面白い。赤3種。最後の赤はVougeot Grand Cru 2011。このレベルになると、流石にスパイスもあり、複雑な感じ。
いろいろ質問にも答えてもらったし、説明、degustationもよかった。早く到着して売店を回ってtargetを決めておいたので、すぐにBeaune Grand Cru 2008を1本購入。
終了は、5時半頃になり、すっかり晴れ上がった夕方の陽光のなか、歩いて帰りました!
♡♡♡ ホテル・デュー再訪!
ところで、Louis Jadotのtasting迄に時間があるので午前は、当初は見学の予定がなかった(5年前に行っているので)オテル・デューに行きました。今日は月曜日で小雨のせいか観光客は少なかったのですが、見学のポイントはここのオープン(午前9時)直後に行くことです。遅くなると団体客が多くなり、うるさいし、混雑するし、いいことはありません。ここのオーディオガイド(勿論日本語あり)は無料で、非常によくできています(むしろ説明が長いくらい)。
やはり面白いのは医学の面ですね。当時は、治療法といえば、瀉血、浣腸、食事療法とのこと。修道女が努力を重ね看護ができるようになり、更に勉強して薬学や医学に進むような時代。ズラリそろった薬棚の薬品(?)をみると、今の新薬からは別世界ですが、当時はこれでも最先端だったのでしょうね。
2度目の訪問でも随分忘れたこともあり、訪問してよかった。これも神の思し召しと、家内から勧められるまま(買わなかったという後悔の話を聞きたくなかったようで)オスピス・ド・ボーヌのBeaune 1er Cru 2013の赤を買ってしまいました。55ユーロ。ここではオスピス・ド・ボーヌはいろいろな種類があり、他より安そう。
ワインがあるのは最後にある売店です。セラーは鍵がかかっていて、すぐ近くの係員の方に購入したい旨伝えると、すぐセラーを開けて出してくれます。5年前は普通に陳列されていたような記憶です。買いたい人だけにアクセスができるようにしたのかもしれませんね。
Corton Charlemagne Cuvee Francois de Salins 2011が149ユーロで売っていました。シャルルマーニュがお好きな方、ここのワインを買うとここに寄付をした形にもなります。