KIOTOPARISの日記

Wineと日本酒、その他楽しいこと

フランス ワイン旅行 DAY 2 シャンパンのランスへ

さあ、シャンパーニュ地方へ!

昨日パリに到着し、1泊滞在したLa DefenseのHotel Renaissanceをcheck-out。La DefenseからRERにてシャトル・レ・アールChatelet Les Hallesで乗り換え、地下鉄M4のクルニャンクール行きに乗り換え、東駅Gare de l’Estへ。

(因みに、2018年の3月から6月まで、北駅にはM4メトロは止まらないとのこと。旅行者はご注意下さい。)

 

東駅は久しぶりです。日本で購入したe-ticketは駅の刻印機(Composteur)は不要でした。これは新たな発見。

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TGVです!

東駅からChampagneのランスReimsに向かいます。日本にてフランス国鉄SNCFのサイトにて切符は既に購入。プチ贅沢にTGV 2733 12:55発一等車1er Classe乗車。事前予約のため、料金は一人17ユーロ(2,300円程)。1等車でこの価格は凄いでしょう!ただし「予約変更不可」の切符です。

50分弱でReims駅到着。ここが終点。

 

ホテル(正確にはアパートメントホテル)は駅近くを予約。本当は駅のすぐ隣なのに、工事中のため、ぐるりと迂回しなければならなかった。

 

10年ぶりに再訪するランスは少し街の様子が変わっていたものの、ゆったりとしたフランスの地方都市の雰囲気は変わらずです。

 

街のスーパー(Monoprix)でワインをチェック。シャンパンは流石に種類が多いですが、私が日本で普段購入している価格よりやや高めで売られているのには少し意外感。まあ、これが正式ルートなのでしょうね。ただ、飲んだこともないシャンパンを見つけるとのには嬉しさありました。早速1本買いました。これは飲んで帰ります。

 

Dinner Time!!! 

今日の夕食は家内と出かけ、「地球の歩き方」や英語の旅行案内の「Lonely Planet France」にも紹介されているブラッスリー・デュ・ボーラングランBrasserie du Boulingrinに行きました。

ランスの駅から遠くないマルスの門Porte de Marsの直ぐ近くです。1925年創業の老舗ブラッスリーで、Dinnerは午後7時からというので、オープン間もない午後7時過ぎに行き、道に面した外の席を希望し、案内していただきました。

 

ワインリストの半分はシャンパン! OMG!

ここのワインリストを見ると、流石シャンパンの街ランス。なんと、リストの半分はシャンパン。それにレストラン価格としては無茶苦茶安い!!! ドンペリが185ユーロだって。日本円で25,000円程度。

 

この時点でもう、私は興奮状態。だって、シャンパンのドューツやローラン・ペリエのhalf bottleが30ユーロって、日本ではありえないでしょ? Deutz Brutのhalf bottleを頼み、更にHautes Cotes de Beaune 2014のhalf bottleも頼みました。

 

注文したセット・メニュは、前菜とメインの選択肢が3つ、デザートは2種。私は前菜が白アスパラとサーモン。アスパラのこの大きさは日本ではかなり入手困難。苦味はなく、少し甘味があり、素晴らしい出来。メインは、私はダック。仕上げはピンクということで、well doneでない状態。家内はスカンピーとリゾット。

 

少し家内のメニューに合わせた(というexcuse)はありますが、最近ピノ・ノワールに凝っているという理由で、赤ワインはオー・コート・ド・ボーヌHautes Cotes de Beaune2014年にしました。

 

しかし、鴨とピノのマリアージュは失敗ですね。やはりフツーにボルドーか、ローヌのクローズ・エルミタージュ辺りにしておけばよかったけど... 少しだけ、反省。

 

それでも、料理のqualityとワインの安さ、そしてサーヴしてくれるフランス人のお兄ちゃんのサービスにはrespectですね。

 

そしてdinnerのお値段は二人で101ユーロ。

今の季節はSummer Timeで、午後9時を過ぎても外は明るいのです。夕暮れ(?)に包まれながら、とても幸せな気持ちでホテルに戻りました。

 

パリから列車でたった50分。そこは別世界。

次のフランス旅行の時も、ランスにはまた行きたいです。