フランス ワイン旅行 DAY 15 - Romanée-Conti畑に行く
今日は、今回のフランス旅行の大きな目的の一つである、「Romanée-Conti畑へ歩いていく」というのをチャレンジ!
♡♡♡ 午前中スタート
今日もブルゴーニュは快晴。日中は24℃くらいに暑くなるというので、午前中に行ってみることにしました。午前9時半に家内と二人でウォーキングスタート。
昨日はNuits-St-Georges村の外れ(Vosene-Romanée村の入口)まで行きましたので、その先ですね。下の写真のところから入り、右側の道を歩きます。
♡♡♡ 今回で2回目!
実はRomanée-Conti畑は5年前に来たのです。6人のミニバスツアーで、アメリカ人夫婦、オーストラリア人夫婦と一緒でした。米・豪のカップルは、お話しぶりからはワインの知識は(失礼ながら)あまりないようですが、結構高いワインを飲んでいるようでした。オーストラリア人の方は外科医とか。
このツアーでRomanée-Conti畑に連れて行ってもらって、写真も撮ったのですが、何か消化不良でした。5年前は本格的にワインの勉強を始めたころですが、Côtes-d’Orのアペラシオンの順番(Marsanny ,Fixin, Gevery-Chambertin, Morey-St-Denis, Chambolle-Musigny..と続くやつ)もうろ覚えのレベルで、Romanée-Conti畑はツアーで「行っただけ」、「見ただけ」でした。
それで、今回はNuits-St-Georgesから畑を見ながら歩き、Vosne-Romanée村にたどり着き、そこからRomanée-Conti畑に行こうというものなのです。
D974を北上します。Nuits-St-Georgesの外れまでは一応ちゃんと歩道があるけど、Vosne-Romanéeからは車線に線を引いただけの歩道(と呼べる?)。
猛スピードで走ってくるトラックも多いので、歩道がなくなったところで、左折して農道に入ります。あとは、一路Vosne-Romanée村を目指します。
♡♡♡ 葡萄畑の中を歩く
途中葡萄畑の手入れをしている農作業の方に何人も会いました。今はまだ葡萄の花が咲く前で、葡萄の樹(1 mくらいの間隔)の間の除草をしているのが見られました。葡萄の樹を真ん中にして2つの間を機械で掘っていくものや、葡萄の樹の直ぐ近くまで土を掘り返す機械もありました。
葡萄畑に囲いをして鶏を飼っているところもありました。合鴨での水田管理のようなものですかね。
なんと、Vosne-Romanée村の直ぐ近くでは馬を使っているところもありました。
チョット小さいですが、見えますよね!
葡萄つくりもお米つくりもなんかとても似ていて、非常に親近感を感じます。
Vosne-Romanée村はとても小さな村ですが、立派なお屋敷が何軒もありました。あの有名なLeroyのお屋敷があったり。これはVosne-Romanée村の中心部で教会があるところの案内図です。
日本から持参した「コート・ドールワインを知る ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド(美術出版社)」が非常に役立ちました。写真で取り込んでもいいですね
Vosne-Romanée村まで来ると、La Tacheを通り過ぎて、La Grand Rueを左に見て、あの十字架を目指します。
Nuits-St-Georgesから4,600歩、2.8 km程で夢にも見たRomanée-Conti畑に到達。
平日の午前中ということもあり、我々以外は3名。日本人女性のガイドさんと日本人ご年配のご夫婦だけ。親切にも我々の写真を撮ってくれました。
♡♡♡ 前回、桜の木(?)と思ったのが
前回来た時にRomanée-Conti畑とRomanée-Saint-Vivant畑の間にある木が気になってました(オヤジギャグではありません)。桜の木かなと思っていましたが、今回よく見るとサクランボが付いていました。サクランボの木だったのですね。
帰りも元来た道を歩いて帰りました。
夏は無茶苦茶暑そうです。熱中症の対策をとって歩かないと、干からびそう。
♡♡♡ 行き方?
お勧めルートはNuits-St-GeorgesからD974を北上し、途中から畑を歩くか(事前に上記ガイドブック等で位置関係の確認をお勧めします)、44番バスでVosne-Romanée村まで来るかですね。フランス国鉄の駅からは遠いようです。
是非、葡萄畑を散策なさってください!