フランス ワイン旅行 DAY 5 - シャンパン・マム訪問とBrasserie du Boulingrinでのランチ‼
ランス最後の日
昨日からランスは小雨が降ったりやんだりする肌寒い天候。
今日はランスが最後の日で、明日はストラスブールに向かう予定。
私はシャンパンのマムMummが好きで、多分10年間で200本近くは飲んだと思っています。それで、マムだけは訪問したいと思っていました。
シャンパン・マム訪問(探しまくったが、道の名前間違いが原因...)
マムの本社は駅近く。小雨の降る中、Rue de Marsを歩くもマムは見渡らず。いろいろな人に聞くもどうも分からない(今いるところから少し歩くという話?)。
しばらくして気が付いたのは、マムがあるのはRue du Champ de Mars!捜して歩いたのはRue de Mars。なんと「Champ=畑」が抜けていて、全く違う通りを歩いていたのでした。(教訓 ⇒ 私のような方向音痴は通りの名前をしっかりと記憶すること)
本当はホテルから15分もかからないのでしょうが、50分くらい歩いてようやくMummに到着。まあ、歩いている途中でクリュッグ、ルイ・ロデール、ジャカールなどの前を通ったので、少しは価値があったかもね。
マムは予約なしだったけど、何とか英語のツアーに入り込みました。本来は事前予約が必要だそうで、3月から10月までは9時半から1時まで(ツアーは11時半から開始)、午後は2時から6時(ツアーは午後4時半から開始)。今日はフランス国鉄のストライキ日にあたっているせいか、ツアー客は少なく、10時半グループは我々夫婦を入れて、8名。
一昨日にモエテシャンドンでVIP Tourを経験したので、マムのツアーは比べ物になりませんでした。これはマムが悪いのではなく、モエテシャンドンのアレンジが凄すぎたのでしょうね。ワイナリー訪問はいろいろなコネを使って、事前予約し、個人的な訪問(あるいはプロ向けの訪問)にすることが大事ということがよく実感できました。
ソムリエやワインエキスパートでワイン・シャンパンを勉強した人には観光ツアーでのシャンパンは退屈な説明です。一昨日のモエテシャンドンと今日のマムの説明で共通していたことは、シャンパンの保存は横にすること(確かソムリエ協会の説明では立てておいても問題はないとのことでしたが)、フルート型のシャンパングラスでは香りがとれないので、膨らんだ形のグラスがいい、などでした。両者とも「シャンパンNVは製造から3~5年で飲んでください」とのこと。
マムでは最近ではコルクに処理をしてブショネをゼロにしたコルクを使っているそうです。確かTCA対策のコルクは単価が結構した筈です。
シャンパンの歴史的器具の展示のところなど、もっとじっくりと見たかった。昔はシャンパンの瓶が造りが弱かったので、熟成保存中に中の1本が割れたら連鎖的に「爆発」がおきて、8割以上は売り物にならなくなってしまったため、保存時に木の板をいれているなど、新しい情報でした。やはり、本物のCaveを実際に見れたのは価値がありますね。
さあ、Lunch Time!!
マムでの見学とdegustationは11時半に終わったので、昼食は3日前に行ったBrasserie du Boulingrin ブラッスリー・デュ・ブラングランにまた行きました。
お昼メニュはまた凄かった。前菜(ゆで卵とハムをゼリーで固めたもの)とメイン(私は鱈と思しき白身魚のソテーとライス)、そしてチーズのデザート。それに500 mlのワインをつけて(‼)二人で44ユーロ(6,000円弱くらい)。
実に美味しかったし、凄いコスパですね。ここは絶対お勧めです。電話:03 26 40 96 22 開店直後なら予約なしでも入れるかも。ワインリストではコトー・シャンプノワがボトルで45ユーロでおいてあったけど、今回の訪問ではそこまで行けませんでした。
更にコトー・シャンプノワを探す!
そして、昼食後はCoteaux Champenoisを探してまたワインショップ巡り。なんと、ランスのノートルダム大聖堂の前にあるワインショップ(昨日通ったところ)で5種類ほど見つけました。
1本はニコラで買ったものと同じですが、ここの方が3ユーロ程安かった。お店の方に勧められるまま(こちらの方が柔らかいとのこと)、H. Goutorbe Ay のGrand Cruを買いました。これもエチケットには製造年が印刷されていませんが、2012年に収穫したとの記載がありました。
今日は13,229歩も歩きました。ホテルに戻り、休息。
夕食はホテルでパンとチーズ、サラミ、ハム、ジャムで済ませる予定です。